モノづくりの仕事で役に立つ国家資格|コイズミデザインキャリア
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製造業で役立つ国家資格<防災管理点検資格者>

製造業で役立つ国家資格を紹介していきます。
<防災管理点検資格者>

防災管理点検資格者とは、大規模建築物等における防災管理に関する所定の資格講習を修了したもの。
地震などの火災以外の災害の被害の軽減など、防災管理に関する専門知識を有していることを認定され、火災以外の災害における被害の軽減に努める役割があります。

資格を得るには、防災管理点検資格者講習を受講し、修了試験に合格する必要があります。
講習場所は、一般社団法人 日本消防設備安全センターのホームページから確認することが出来ます。
(一般社団法人 日本消防設備安全センター:https://www.fesc.or.jp/jukou/bokakanri/kousyu/tebiki1.html

講習の日程は2日間です。
講習内容は、
・防災管理の意義及び制度
・防災管理に係る訓練及び教育
・防災管理に係る消防計画
・防災管理対象物の点検要領
・修了考査:1時間

講習は、以下のいずれかの実務経験がなければ受講できません。
・防災管理者として、3年以上の実務経験
・防災管理講習修了者で、5年以上の実務経験
・市町村の消防職員として防災管理業務について、1年以上の実務経験
・市町村の消防職員として、5年以上の実務経験
・市町村の消防団員として、8年以上の実務経験
・防火対象物点検資格者として、3年以上の実務経験
それぞれ証明書類が必要です。
受講科目の一部免除もあります(上記の日本消防設備安全センターのホームページ参照)
資格の有効期限は5年です。5年以内ごとに再講習を受講する必要があります。

防災管理点検は、消防法第36条に定められている制度で、大規模建築物に対して建物の地震対策などの点検・報告を実施するものです。
災害時に備えて、計画を立て訓練を実施、設備を管理し、いかに最小限の災害にするかを考えることが仕事です。
製造業に限らず、ビル管理、防災コンサルティングなど幅広い分野で活躍出来ることもできます。

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