製造業で役立つ国家資格を紹介していきます。
<建築設備検査員>
建築基準法に基づき、特定建築物に設けられた建築設備のうち特定行政庁が指定したものは、定期的に検査資格者に検査をさせて、その結果を特定行政庁に報告することが義務付けられています。
建築設備検査員の資格は、この検査資格者にあたります。
換気・排煙・非常照明・給排水設備などの設備が正しく機能しているかを検査する国家資格。
建物の安全を守る専門家です。
<受験資格>
建築士、建築設備士などの有資格者または、学校で建築学や機械工学、電気工学などの課程を修めて卒業した後、建築設備に関しての実務経験が必要です。
建築設備に関して11年以上の実務経験を有している者などの受験資格もあります。
詳細は、一般財団法人 日本建築設備・昇降機センターのWEBサイト内『令和8年度 国土交通大臣登録「建築設備検査員講習」申込み案内』で確認することが出来ます。
<取得方法>
国土交通大臣の登録を受けた講習機関が実施する「建築設備検査資格者講習」を受講し、修了考査で合格すれば資格(建築設備検査員資格者証)を取得出来ます。
<受講方法・内容>
講習は、WEB受講と会場受講があります。
WEBによる受講環境を確保することが難しい方は会場講習の選択が可能です。
①WEB講習
配信期間は3週間。自宅などで視聴し、修了考査は会場で実施。
視聴期間内は何度でも視聴可能ですが、初回視聴時は1編から順番に視聴しなければなりません。講義時間が法令により定められているため初回視聴時は、早送り・倍速での再生、複数講義の同時再生等、視聴時間を早める機能の使用は認められていません。
前科目を視聴完了後に「WEB講習動画視聴完了宣誓書」をメールで提出します。
視聴期間終了後は、事務局で前科目の視聴が完了しているか、視聴時間を満たしているか確認をされます。
1科目でも視聴時間を満たしていなかったり、宣誓書の提出がない方は、修了考査を受けることが出来ません。
②会場講習
インターネット環境の確保が難しい方に用意する講習方法です。
WEB講習と講義内容は同じですが、各科目の講義の視聴は1回です。
希望する開催地の会場で講義及び修了考査を受けることが出来ます。
受講は4日間あります。全講習科目を受講しないと修了考査は受けれません。
※前年度に修了考査が不合格の場合、修了考査のみ受けることができます。
特定の資格を保有している方は免除科目があります。
(一般社団法人 日本建築設備・昇降機センター:
https://www.beec.or.jp/)
主な仕事は、換気設備・排煙設備の作動確認と点検、非常用照明装置・誘導灯の機能確認、給水設備・排水設備の状態確認、建築設備定期検査報告書の作成・提出、建築物所有者への改善提案・アドバイスになります。
設備異常による災害や事故などから建築物を利用する人たちの安全を守るために行う法定点検の専門家として長く活躍できます。