設計者やデザイナーの指示に基づいてCADソフトを使用しながら様々な設計図や図面を作成する仕事。
CADとは、Computer Aided Designの略であり、コンピュータ支援設計と訳されてコンピューター上で製図を行うツールです。
CADオペレーターは、機械、建築、土木、インテリア、アパレルなど多くの業界で活躍出来ます。
仕事内容としては、設計図の作製、図面データの修正、製図データの管理が主となります。
設計図や図面作成を行う際に、場合によっては設計士やデザイナーが大まかに記載したラフ図を正確に図面に記載するトレースを行うこともあります。
CADオペレーターが作成した図面をもとに現場は業務を行うので、正確さや慎重さが必要とされます。
合わせて、修正や調整など何度も微調整を繰り返し完全な図面にしなければならないので、緻密さも必要とされます。
特に資格がなくても出来る仕事とは言われますが、最低限でも従事する業界に対する基本的な設計や製図に関わる知識は持っておいた方が良いです。
また、図面データの管理とは別に顧客データや見積書などの書類関係も任されることも想定されるので、CADのスキルの他にパソコンの基本的なスキル(Word、Excel、PowerPoint)、業界に対する知識、コミュニケーション能力、スケジュール管理能力を身につけておくのも良いと考えます。