モノづくりの仕事で役に立つ国家資格|コイズミデザインキャリア
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製造業で役立つ国家資格<機械保全技能士>

製造業で役立つ国家資格を紹介していきます。
<機械保全技能士>
機械の保全に必要な技能・知識を有していることを証明する国家資格。
機械保全は、工場の設備機械の故障や劣化を予防し、機械の正常な運転を維持し保全するために重要な仕事で、各種製造現場の共通的な作業です。

公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会が学科および実技試験を実施しています。
等級は、特級・1級・2級・3級があり、試験は年1回の実施(3級は年2回)で、特級を除く各級では選択作業別に試験が実施されます。
受験資格は、機械保全に関する業務に従事している人・従事しようとしている人で、機械保全に関する業務に就いていた実務経験年数(過去の実務経験も含める)により異なります。
日本プラントメンテナンス協会のサイトでは、受験資格判定フォームが設けられていますので、ご自身が受験できる等級を確認することが出来ます。
(機械保全技能士 試験要項:https://www.kikaihozenshi.jp/points/
(都道府県職業能力開発協会一覧:https://www.javada.or.jp/kyoukai/itiran.html

機械保全技能士の仕事は、工場の設備機械が正常に稼働するように、故障や劣化を予防する、機械や電気回路の異常診断などに関する知識が必要とされます。
設備機械のメンテナンス計画の作成、メンテナンス方法の決定、欠陥の発見、異常発生時の修理の対応や機械や設備のデータ収集・解析・判定も行います。
また、生産部門や機械を扱う外部の企業との打合せなどを行うこともあり、コミュニケーション能力も必要です。
資格取得を通じて、機械保全に関する知識の向上が期待できます。
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